理屈から入らずともよい

先日、京都のホステルで出会った二十歳の男の子、横浜から一人旅で来たとのこと。聞けば、自分の世界を広げたくて、最近一人旅をするようになった、と。

そして、高校卒業以来、倉庫業?というの?薄給の肉体労働を続けてきたけど、来年から建築士になるべく一念発起して専門学校に通うとのこと。

私もタイ行きが決まって春からお互い違う生活が始まるね、と話していて。

 

私が「好きな建築士は?」と聞くと、

「誰とかっていうのはあまりわからない。でも、横浜で洋風の建物を見てるといいなって思って」と。

自分自身を、少しは建築の世界に明るい方だと思って構えて聞いていたので肩透かしを食らったような気がして

でもよくよく考えたら、別に誰々の是々の何とかって様式の…なんて会話は頭でっかちかもしれない。

好きって気持ちだけで新しい世界に飛び込んでいく彼が、なんかいいなぁと思った夜でした。

体調が良ければ一緒に飲みに出たかったけど、そんな余裕もなく彼とはそれっきり。

タイにも遊びに来てねーって言ってきたけど。

 

そんな10月。

そして最近は人生で初めて救急車で運ばれるなど。

プミポン前国王の葬儀中継を見て号泣するなど。

元気になってきた。元気で、バンコクで働くんだ。